デイサービス送迎ドライバーとは?仕事内容・資格・採用を解説
- 4月21日
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デイサービス送迎ドライバーとは?仕事内容・資格・採用を解説
※本記事は、アビココ株式会社が提供するサービスに関連する内容を含みますが、読者の皆さまに有益な情報をお届けすることを目的として執筆しています。
デイサービス送迎ドライバーは、利用者の自宅と施設を結ぶ送迎業務を担う重要なポジションです。ドライバー不足や離職に悩む施設は多く、採用から育成まで頭を抱える管理者も少なくありません。
この記事では、送迎ドライバーの仕事内容・必要資格・採用のポイント・育成方法を施設管理者向けに整理します。
送迎ドライバーの仕事内容
デイサービスの送迎ドライバーは、利用者の自宅から施設、施設から自宅への移動を安全に行うことが主な業務です。
1日の流れ
時間帯 | 業務内容 |
出勤後 | 当日の利用者数・送迎ルートの確認、車両点検 |
朝 | 利用者を自宅から施設へ送迎(乗降介助を含む) |
午前〜午後 | 施設内業務(清掃・備品補充など。契約内容による) |
夕方 | 利用者を施設から自宅へ送迎(乗降介助を含む) |
帰着後 | 送迎記録の記入、車両の後片付け |
利用者数や休みの有無に応じて、ルートは日々調整されるのが一般的です。その日の乗車人数・訪問順序・介助内容を事前に確認してから出発することが重要です。
乗降介助も業務の一部
送迎ドライバーの業務は「運転するだけ」ではありません。利用者の自宅玄関から車への誘導、車椅子の積み込み、シートベルトの装着補助など、乗降介助も含まれます。
足腰が弱い高齢者にとって乗降は転倒リスクの高い場面です。特に車のステップの踏み外しや路面の段差には細心の注意が必要です。乗降介助の範囲(玄関先まで・室内介助の有無など)は施設ごとにルールを明確にしておくことが重要です。送迎時の安全確認・乗降介助の注意点については「デイサービス送迎の注意点」で解説しています。
送迎記録の記入
デイサービスでは、送迎のたびに記録を残すことが求められます(運営管理上ほぼ必須)。出発・到着時間、乗降の状況、特記事項などを記録します。施設側でフォーマットを整備しておくと、ドライバーの記録漏れを防げます。
必要な資格
運転免許
デイサービスの送迎は、通常は道路運送法上の許可を要しない形で運用されるため、普通自動車第一種免許(普通免許)で対応可能です。第二種免許は必須ではありません。ただし、使用する車両が中型・大型に該当する場合は対応する免許が必要です。また、送迎費の徴収方法や運用形態によっては確認が必要なケースもあります。
介護資格
介護の資格は必須ではありません。 ただし、乗降介助を行う場合は介護の基礎知識があると現場での対応力が上がります。施設によっては介護職員初任者研修以上を採用条件とするケースもあります。
アルコールチェック(2023年〜)
安全運転管理者の選任対象となる事業所(白ナンバー車両を一定台数以上保有する事業者など)では、アルコール検知器によるチェックが義務化されています(2023年12月〜)。デイサービスの送迎車両が対象になるケースも多いため、運用体制の確認が必要です。記録方法については「デイサービス送迎のアルコールチェック」をご覧ください。
求められるスキル・適性
採用・育成の判断基準として、以下の観点を参考にしてください。
スキル・適性 | 理由 |
安全運転への意識 | 高齢者を乗せるリスクを自覚できるか |
コミュニケーション力 | 利用者・家族への挨拶・状況報告が必要 |
時間管理能力 | 複数の利用者を時間通りに回る必要がある |
臨機応変な対応力 | 当日の急な変更・欠席・渋滞対応が日常的 |
体力 | 乗降介助は身体的負荷がかかる場面もある |
「運転さえできればOK」という認識での採用は、後々のトラブルや早期離職につながりやすいです。
採用のポイント
求人の出し方
送迎ドライバーの採用では、以下の訴求が効果的です。
「介護資格不要」を明記する:資格がないと応募をためらう候補者が多い
「週3日〜OK」など柔軟な勤務形態を示す:定年後の再就職層・副業層にアプローチできる
業務内容を具体的に書く:「送迎のみ」か「施設内業務あり」かを明確にする
面接で確認すべき点
高齢者・障害者と接した経験があるか
急な変更や予定外の対応に柔軟に動けるか
時間への意識(遅刻が許されない業務であることへの理解)
育成・教育の方法
着任直後の研修内容
研修項目 | 内容 |
乗降介助の基本 | 車椅子の取り扱い・シートベルト装着・ステップの使い方 |
緊急時の対応 | 体調急変・交通事故発生時の連絡フロー |
送迎ルートの習熟 | 先輩ドライバーへの同乗期間を設ける |
記録の書き方 | 施設のフォーマットに沿った記録方法 |
送迎マニュアルの作り方・記載すべき項目については「デイサービス送迎マニュアル」をあわせてご覧ください。
属人化を防ぐ仕組みを作る
「あのドライバーしか利用者の情報を知らない」状態は、離職や急病の際に業務が止まる大きなリスクです。送迎ルートや利用者情報を施設全体で共有できる体制を整えることが、安定運営の土台になります。
送迎業務の属人化リスクと解消策については「デイサービス送迎の属人化対策」で詳しく解説しています。
送迎業務を効率化する方法
ドライバーの負担を軽減し、業務の質を高めるためには、送迎計画そのものの効率化が欠かせません。毎朝の配車表作成・当日の変更対応・記録業務が積み重なると、ドライバーの疲労とミスのリスクが高まります。
ナビれるは、デイサービス・放課後等デイサービス・透析クリニックなど送迎業務がある医療・福祉施設向けに開発されたAI自動配車ツールです。ルートの自動生成・当日キャンセルへのワンクリック再計算・ドライバーアプリとのリアルタイム連携が可能で、1年間無料でお試しいただけます。
送迎業務全体の効率化については「デイサービス送迎の効率化ガイド」もあわせてご覧ください。
よくある質問(FAQ)
Q1. デイサービスの送迎ドライバーに介護資格は必要ですか?
介護資格は必須ではありません。普通自動車第一種免許があれば送迎業務は可能です。ただし、乗降介助を伴う場合は介護の基礎知識があると現場対応力が上がります。施設によっては介護職員初任者研修以上を採用条件とするケースもあります。
Q2. 第二種免許は必要ですか?
デイサービスの送迎は、通常は道路運送法上の許可を要しない形で運用されるため、第二種免許は不要です。普通自動車第一種免許で対応できます。
Q3. 送迎ドライバーが離職しやすい原因は何ですか?
主な原因は、急な予定変更への対応ストレス、送迎ルートの属人化による「自分がいなければ回らない」プレッシャー、乗降介助の身体的負担などです。採用時の業務内容の丁寧な説明と、入職後の引き継ぎ体制の整備が定着率に影響します。
Q4. 送迎計画の作成をドライバーに任せるのはリスクがありますか?
リスクがあります。送迎計画の作成をドライバー個人に依存すると、退職・病欠時に業務が止まる「属人化」が発生します。管理者や複数のスタッフが情報を共有できる体制、または送迎計画ツールの導入が属人化対策として有効です。
まとめ
デイサービス送迎ドライバーの業務は、「運転」だけでなく乗降介助・記録・コミュニケーションまで含む複合的な役割です。
採用では「資格要件を広く設定する」「業務内容を具体的に示す」ことが応募増につながります。育成では属人化を防ぐ仕組みづくりが長期的な安定運営の土台になります。
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参考文献
人材育成は重要ですが、送迎業務の仕組み自体を改善することが採用・定着の大きな力になります。その道筋をまとめた記事はこちらです。





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